こんにちは。マッハ父ちゃんです。
こちらでは、2024年に子供がオランダの大学に留学するために、学生ビザ申請の必要書類として「ゆうちょ」の「英文の残高証明書」を取得したので、その方法についてシェアします。
残高証明書はビザ申請の際、これから海外で生活するにあたって十分な生活費があるかどうかチェックするための書類です。
留学期間や留学先によって必要な残高も異なりますので、留学を検討している方は時間に余裕をもって確認することをおすすめします。
また、ゆうちょは即日発行が可能ですが、気をつけなければならないこともありますので、そのことも含めて説明していきます。
申請場所・時間
・ゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口
・一部の店舗を除いて基本は9:00~16:00
*混み合う時間や残高証明書をあまり取り扱ったことのない郵便局の場合、時間がかかることがあります。
*私は30分くらいでしたが、1時間くらい余裕をみていた方がよろしいかと思います。
必要書類
誰が窓口で申請するかで必要書類が異なり次の3パターンがあります。
①本人が申請する場合
・名義人の通帳
・印鑑(お届け印)
・本人確認(免許証、マイナンバーカードなど顔写真付きの公的書類等)
②未成年の保護者が代理で申請する場合
・名義人の通帳
・印鑑(お届け印+保護者のシャチハタ以外の印鑑)
・本人確認書類(名義人の本人確認+保護者の本人確認)
③成人の代理で申請する場合
・委任状(名義人のお届け印、全て名義人の自筆)
・名義人の通帳
・印鑑(代理人のシャチハタ以外の印鑑)
・本人確認(免許証、マイナンバーカードなど顔写真付きの公的書類等)
* 今回、私は③のパターンで取得しました。
申請方法
本人、代理申請ともに同じになります。
・窓口で「貯金残高証明請求書」を受取り、必要事項を記載のうえ必要書類と一緒に提出します。
・書き方が分からない場合は窓口の方に聞いてください。
・英文の証明書が必要であること、表示方法(円、ドル、ユーロ等)を必ず伝えてください。
・手数料は1通1,100円となります。
注意点
(1)申請当日入金した金額は反映されません。
例えば、留学のために必要な残高が100万円で、申請当日の申請直前にATMや窓口で100万円入金しても、その分は反映されません。
残高証明書に出せる最新の金額は、前日付けになります。
空の通帳に100万円を追加した金額の証明が必要な場合、前日までに入金をしないといけないことになります。
(2)代理申請で委任状が必要な場合の注意点
・委任状は、赤で囲んだ部分を全て名義人の自筆である必要があります。
・委任者(名義人)のおところは、通帳に登録している住所になりますので、1人暮らし等で住所変更がある場合は気をつけましょう。
・また、委任者(名義人)の「お届け印」は通帳に登録している印鑑になります。
・「委任する内容」の空欄に「残高証明書(英文)」、「記号番号」、チェックボックスに「✓」と記入することも必要になります。
・「委任状」は、ゆうちょ銀行や郵便局の窓口で受け取る他、インターネットでダウンロードすることも可能です。ただし、「貯金残高証明請求書」はダウンロードできないようです。
・ビザの申請締め切りなどで切羽詰まっていても、必要書類がないと発行されないので注意しましょう。
*こちらは、委任状の様式と記入が必要な箇所になります。
(3)名前や住所のスペル
残高証明を受け取ったら、名前や住所のスペルがパスポートやビザの必要書類と同じかどうかよく確認してください。
* ゆうちょ英文残高証明書の見本
(4)その他
・実際に申請する窓口に電話を含め事前に確認することで申請当日余裕をもって行動することができます。
・ゆうちょコールセンターもありますが、残高証明書発行に慣れていない場合もありますので、実際に申請する窓口に行くか、電話で問い合わせするなどすることをお勧めします。
まとめ
ゆうちょで「英文の残高証明書」を取得する方法について2024年1月時点での情報になります。
・ゆうちょは当日発行可能ですが、残高証明の金額は最新が前日までの金額になります。
(当日入金分は反映されません)
・誰が窓口で申請するかで必要書類が異なります。
・申請手続きには1時間くらいの余裕をもって窓口に行ってください。
・手数料は1通1,100円になります。
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